住宅ローンをお得に!活用のポイントABC

住宅ローンの借り換えをする

写真住宅ローンの借り換えと言うのは、住宅ローンを支払っている家に住み続けるのを条件に、現在の住宅ローンから他の住宅ローンに契約を変更するというもの。これを上手く使うことで数百万円の節約になる可能性もあります。借り換えをしてメリットがあるかについては簡単なチェック方法が存在するので紹介しましょう。

まず住宅ローンの残りが10年以上あるか、そして住宅ローンの残高が1000万円以上残っているか、さらに新しく借り換える住宅ローンと現在のもので金利に1%以上の差があるか。この3つを満たす時に初めてメリットが出ると言われているのです。何故このような条件になるのかといえば非常に簡単なこと。住宅ローンの借り換えにはいくらかの費用がかかり、この条件をクリアしないと費用の方が上回ってしまうことが多いからです。少し分かりにくいですね。

具体的に説明すると、残りが10年で残高が1000万円、金利が1%であれば利息は52万円となり、金利が1%下がることで52万円が浮きます。そのため、金利が1%低い住宅ローンに借り換えることで52万円の得となるのですが、保証料や保証事務手数料、司法書士手数料などに30万円ほどかかるので実際に得になるのは20万円前後です。ようは、借り換えによって減る利息が30万円以下だと借り換え手数料の方が上回ってしまうため、金利は下がったのに最終的な支払額は増えてしまった、なんて現象が起きかねません。

また、借り換えには融資条件があることも忘れないでください。これは金融機関ごとに差がありますが、年収が100万円以上で66歳未満、勤続年数は1年以上で完済時の年齢が80歳未満などの条件がつきます。そこまで厳しい条件ではありませんが、場合によっては審査に落とされることもあるのでポイントとして抑えておきましょう。これらを踏まえて自分の住宅ローンがお得になると思えば、ぜひ借り換えを行ってみてください。基本的に窓口で相談すればスタッフが丁寧に説明してくれます。

審査に落とされる条件として主なものは、現在の住宅ローンを延滞した経験がある、現在の住宅ローンを組んだ当時の年収よりも現在の年収が下回っている、転職をして数か月しか経過していないなどです。ただこれらに当てはまれば必ず審査が通らないわけではありませんので、銀行の窓口で現状を説明し、相談されることをオススメします。また借り換え先の銀行は現在住宅ローンを組まれていない銀行が有利です。現在はフラット35も借り換えを受け付けていますので、活用されるのもよいでしょう。

借り換え比較サイトをご紹介しておきます。
借り換え比較ラインキング